舞踊評論家が日々思うこと


by mitsuko-t-sakurai

インタビュー

評論、解説、レポートなど色んな「書く仕事」をしているけれど、
じつは最も好きなのはインタビュー。
本来、人間好きなのです、といえば聞こえはよいが、
いわゆる「聞きたがり」なのです。
その人が、どう考えて生きているのか、
どう思ってこの道に進んだのか、を聞くのが好き。
ただし、いくら有名人でも全く知らない人へのインタビューはできない。
その人への興味が持てないし、第一、失礼なように思うから。。。
しかし、知っている人でも、だからインタビューはしたくないよぅ、というケースもある。
何となく、苦手な人、どうせ私が質問しても、通り一遍の答えしか言ってくれそうにない人、そんな人へのインタビューは、なんとなく避ける。

先日インタビューした人は、超有名人。大スター。
15年ほど前にインタビューしたことがあり、そのときになんかすごく怖かったので、それ以来はインタビューはしていなかった。
今回の仕事も、お断りしようかと思っていたほど。
でも、ダンサーとしては尊敬する人ではあったし、折角、いただいた仕事を断るというのも・・・と悩み、結局引き受けた。
受けて良かった。とても話は面白く、有意義な時間を過ごさせていただいた。
その方は、とても成熟されていた。いい年齢の取り方をされているというか。。。
インタビューという場を忘れるほどに会話は楽しかった。

人と話をするのは楽しいが、それを原稿にまとめるのは重労働。
その人物をどのように描くのか、それを考え、私なりにまとめていく作業も好きなのだが、大変な仕事では、ある。
ていねいに原稿を書きたいので、今日は、録音しておいたインタビューを全て文字にした。
少し時間があるので、練ってから原稿を書く。
練っている間は、その人が私の両肩に乗っている感じ。正直、重い。
でも、どんな風にまとまるのか、少しだけワクワクもしている。
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by mitsuko-t-sakurai | 2010-01-25 23:19