舞踊評論家が日々思うこと


by mitsuko-t-sakurai

昨年を振り返り、そして2013年に向けて。

あけましておめでとうございます!
一年振りのブログです。

昨年は、やはり11月のウクライナ行きが
なんといっても大事件でした。
海外は35ケ国に行っているし
(プロフィールに書くことないから
数えました)
ウクライナも3度目。
だけど、日本舞踊公演の解説は初めて
しかも着物を着て、というのは、
「ありえない」ことでした。

夏からロシア語を久しぶりに先生について学びました。

ロシア語は、大学卒業後、OLの「習い事」
として始めました。
文化教室でスタート、一年後からネイティブの先生の教室で学びました。
英語が苦手だった私には、ロシア語は新鮮で面白かった。
仕事が終わってから週2回のクラス。
その後、仕事でロシア語を使うなんて思ってもみなかった。
宿題はもちろん、予習復習もまともにしないまま
学習歴だけ重ねるだけで、全然上達しなかった。
ただ教室には色んな世代の男女が集まっていて、その頃の友人とは
いまでも仲良くしてもらっています。

ひょんなことから舞踊評論を始めるようになり、
そこで「ロシア語」は急に武器になりました。
突然ロシア語でインタビューしたり。
「あの子は度胸だけでロシア語を話している」
と陰口を叩かれたけど、仕方ない。本当のことだったから。
会社をやめてロシアに留学したけれど、
語学留学ではなく、劇場芸術大学の研修生で
毎日劇場通いの日々。
語学は基礎のないまま、度胸だけは、さらに身に付き・・。

それが、突然、日本舞踊をロシア語で解説することに!
度胸だけで、出来ることではなく(いや、してはいけない)。
知人の紹介でロシア・日本のハーフのロシア語教師を紹介してもらい猛特訓!
仕事をしながらの勉強はしんどいし、記憶力低下の事実に衝撃もうけたけど、
学ぶことの面白さも実感しました。
果たしてウクライナでは、「エキゾチック!」とウケました。
目標だった「あの人、日本人に見えるけど、もしかしてロシア人?ひそひそ・・」
とは程遠かったようですが、
「日本語なまりのロシア語」がエキゾチックだったようです。

モスクワのボリショイ劇場でバレエを見ることが夢だったころ、
OLの習い事として始めたロシア語。
それが、日本舞踊を紹介するためになるなんて。
人生は面白い。

私は、長期ビジョンで人生を考えることはできない。
つまりは行き当たりばったりで気ままに生きているように思います。
だからダメなんだ、と言われたこともあるけれど、
その能力がないんだから仕方ない。
けれど、好きなことを続けていると、
それがどこかで何かと結びついて、すごく楽しいことに発展したりもします。
それは、すべて周囲の人のおかげ。
皆様に感謝しています。

ロシア語の勉強は今年も続けるつもりです。
仕事としてバレエに関しては翻訳や通訳もしているけど、
同時に「怖い先生から学ぶ」というのも、今の私には必要だと思うから。

始まったばかりの2013年。
長期ビジョンは、やはりない。
ただ目の前の課題を、ていねいにこなしていきたいと思っています。
皆様、どうかよろしくお願い申し上げます。
皆様にとっても、素晴らしい年になりますように!
[PR]
by mitsuko-t-sakurai | 2013-01-01 17:10