舞踊評論家が日々思うこと


by mitsuko-t-sakurai

あっという間

本当にあっという間に小正月。
8日にはレニングラード国立バレエの「バヤデルカ」を見て、
10日には、「ミハイロフスキー・ガラ」を見て、
11日には、夫の舞台にルジマトフが見に来て、
14日には、某大スターにインタビューをして、
今日、16日は一日籠もって、書類と格闘。
毎日、ブログを更新している人は、エライとつくづく思います。
まだ書類との格闘が続いているので、この辺で。
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# by mitsuko-t-sakurai | 2010-01-16 19:31

観劇三昧

1月6日は観劇三昧。7時間強、客席にいた。
12時からは、国立劇場での新春歌舞伎。
演目は名古屋開府400年記念の「旭輝黄金鯱(あさひにかがやくきんのしゃちほこ)」。
18世紀後半に初演され、人気を博していたが、大正期に入り、上演が途絶えたという作品。

復活上演というのは、バレエでもオペラでも行われている。
長い間上演されなかった作品が、いま、蘇った、というのはそれ自体がドラマティックで、興味津々、見に行くが・・・
結局は、「復活」の有り難さよりも、「・・・だから上演が途絶えたわけか」と納得することが多い。
筋が込み入りすぎていたり、盛り上がらないドラマだったり。
多くの場合、一度見たからもういいや、と思う。
で、上演自体もその一回で終わることが多い。

だから、あまり期待はしていなかった。
しかし。
かなりかなり面白かった!!!
筋はたしかに込み入っている。
盗賊が公家に化けて、でもその人は実は殿様だった・・みたいな登場人物が何人も。
でも、だから同じ役者が、様々な衣裳で登場して、それはそれで楽しく、
で、後で考えると、「ああ、だから盗賊といっても、どこか品があったのね」、と納得したり。
客席の上を役者が大凧に乗って飛ぶというシーンも見ごたえたっぷり。
大凧がたどり着くのが舞台上の巨大な名古屋城の瓦屋根、金の鯱(しゃちほこ)が光っている。
別のシーンでは、舞台上に水が流れ、巨大な鯱と赤い褌(ふんどし)姿の役者が格闘する。ここもスゴイ。
休憩込みの4時間があっという間だった。
舞台作りに真摯さと、サービス精神が感じられ、それがとても心地よく嬉しかった。
ぜひ、また見たい「復活上演」だった。

6時半からは、オーチャードホールでのレニングラード国立バレエ「バヤデルカ」。
大スター、ルジマトフが主役だ。
そして、なんと往年の名ダンサー、ニキータ・ドルグーシンが大僧正を演じた。
神職(この作品は仏神混在)にありながら、巫女に心を奪われ、後の悲劇を引き起こす張本人。
重要な脇役の思いがこもった演技に目が離せなかった。
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# by mitsuko-t-sakurai | 2010-01-07 16:54

観劇はじめ

1月5日は、今年初めての劇場行き。
舞踊評論の端くれである私にとっては、仕事はじめでもあるのだが、
もともと劇場通いは大好きだし、なんといってもお正月なので、この日は特別。
ということで昨年に引き続き、和服を着た。
(いや、正確には、着た、のではなく、着せてもらった)
年に一度のコスチュームプレイ、と、はしゃぎながらも、やはり、どこか、しゃんとする。

観劇はじめは、新国立劇場オペラ・パレスでの「ニューイヤーオペラパレスガラ」。
第一部はバレエ、第二部はオペラという贅沢な内容。
ホワイエではシャンパンも振舞われ、楽しいひと時を過ごすことができた。
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# by mitsuko-t-sakurai | 2010-01-06 16:18

おどりぞめ

毎年1月4日は踊り初め。
夫の実家の稽古場での慣わし。
私が参加したのは2度目。

「踊り初め」という言葉とは無縁の人生を送ってきたので、
「おどりぞめ」という響きがまず新鮮だった。
初踊りではなく、おどりぞめ。
お正月、「初」の字はあらゆるものに付けられる。
初詣や初出(建設会社OLの時代は、まさに4日が初出=はつで=だった)、
書き初め(かきぞめ)、出初(でぞめ)。
「初」が最初か最後かで、その言葉のニュアンスは大きく変わる(文法的な意味合いは無視しています)。
「踊り初め」―おどりはじめ、ではなく、おどりぞめ―は、どこか清々しく、儀式的な雰囲気。

実際の「踊り初め」もそうだった。
お弟子さんたちが集まり、舞台を清め、柏手(かしわで)を打つ。
その後、踊りが披露される。
夫や義母、甥姪や子供のお弟子さんたちは一人で踊り、
他のお弟子さんたちは、二人、三人、四人などで踊る。
お弟子さんといっても、ほとんどの方は、それぞれ稽古場を持ち弟子を抱える「お師匠さん」、
つまりプロなので、見ごたえたっぷり。
三人や四人での踊りでは、振付は同じなのに、それぞれの個性がよく見え、とても興味深かった。
日本舞踊は面白いと、あらためて思った、踊り初め。
足の痺れは、かなり辛かったが。
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# by mitsuko-t-sakurai | 2010-01-05 15:59

始めます!

あけましておめでとうございます!
毎年、自分でも呆れるほどに、やる気満々になるお正月。
で、ブログ、を始めることにしました。

ブログを読むことはあっても、自分が開設することはないだろうな、と思ってました。
でも、2年前に、環境の大変化があって、
新発見の毎日が続き、
同時に、日々忘れっぽくなっていく自分にも気づき。
備忘録の必要性を大いに感じました。

備忘録なら公開する必要もないのでは?
と、思うのですが、公開しない備忘録は、そこに書くことも、たぶん忘れる、に違いないから。

とにかく始めることにしました。

よろしくお願い申し上げます!
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# by mitsuko-t-sakurai | 2010-01-03 17:30